桜の花弁が地に舞い落ち、
心の片隅に残る虚しさと、
また来年満開の姿を見せてくれるという期待感が
心の中で入り混じる
そんな春を私は愛して止まない
今月から新たに2名迎い入れた
待ちに待った新入社員である
全社会議で、新人2名の挨拶が行われた
少し緊張した面持ちで今後の目標を語る
そんな姿に22歳の春を思い出す自分がいた
懐かしのマドレーヌ
口元に残るレモンの香り
あなたは今どこで何をしていますか
閉会の時刻も迫り、いつもの一本締め
春宵一刻値千金
正にそんな全社会議であった
春はグレープフルーツのような苦味の中に甘さのある
恋の始まりの季節でもある
あぁ、恋がしたい